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脳卒中を1番多く発症するのは浴室…!?(リノベーションブログ)

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こんにちは!

前回の須貝先生のインタビューの中で“脳卒中を1番多く発症するのは浴室”とお伝えしました。

それを踏まえて今回は、“なぜ、脳卒中は浴室で起きてしまうのか?”のテーマでお話していこうと思います。

前回の記事はこちら▹▹断熱・健康住宅研究の第一人者の須貝先生ってどんな人?

 

脳卒中が起きるのはヒートショックが原因?

寒い季節になると入浴中に脳卒中を引き起こし亡くなる方が増加します。

なぜ、入浴中に脳卒中が起きてしまうのか?それは、ヒートショックが関係しているからなのです。

みなさん、ヒートショックをご存知ですか?

ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が急激に上下し

心臓や脳の血管に負担がかかることで起こります。

冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所へ移動すると、寒さに対応するため血圧が上ってしまいます。

その状態で、衣服を脱ぎ浴室へ入るとさらに血圧は上昇。そのあと、浴槽に入り急に体が温まるため、

血圧が下がります。このように、血圧が急激に上下することでヒートショックが起こりやすくなり、

特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされているため注意が必要です。

また、浴室の床がタイルだったり、基礎断熱が施されていない場所が多かったりする昔の家のつくりは、

温度差が生じやすくヒートショックを起こしやすい要因の一つともなっています。

 

入浴中の死亡率は交通事故の約4倍!?

入浴中に起きた心肺停止状態の発生状況に関する全国調査(東京都健康長寿医療センター研究所)によると、

入浴中のヒートショックに関する死亡者数は2011年に全国で年間約17,000人(うち高齢者が約8割)

一方で、同年の交通事故死亡者数は年間約4600人。なんと、交通事故死亡者数の約4倍にもなるのです。

こんなにも、入浴中のヒートショックで亡くなる方が多いのは本当に驚きですよね。

それと同時に、決して他人ごとではなく誰にでも起こりうることだということも、この調査から分かります。

高齢者だけに限らず若い人でもヒートショックは起こる可能性があるので注意が必要です。

 

今回は、“なぜ、脳卒中は浴室で起きてしまうのか”、その原因をご紹介しました。

入浴中のヒートショックにより脳卒中で亡くなる方が多いことから、

須貝先生は各県の脳卒中で亡くなる割合を調べ始めました。

すると、意外なことに鹿児島県は脳卒中で亡くなる方が多いことが分かったのです…!

 

 

◆次回は、鹿児島県の冬の脳卒中死亡率は全国平均の1.5倍!?をテーマでご紹介いたします!◆

【参考文献】

“冬場に多発! 温度差で起こるヒートショック”.社会福祉法人・恩賜財団済生会.

https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/heatshock/ (閲覧日2019/03/28)

“ヒートショック死、交通事故死より多い・寒暖差に注意”.朝日新聞.

https://www.asahi.com/articles/ASKD865HYKD8UBQU01J.html(閲覧日2019/03/28)